恋愛体質の人

ある団体に先日まで所属していたのだけど、

退会してよかったと思うし、あそこはもう、長くはもたないと思う。

 

代表者の着服や女性問題も、外部まで伝わってしまい、

外から噂を聞くこともあると、前にいた人から聞いた。

代表者が女性スタッフ2名と関係をもってしまい、

1人は家庭崩壊、そして一時期精神を病んでいたという。

急に痩せたと思っていたが、そういう事情があったのか。

 

男性、女性にかぎらず「病的な恋愛体質」をもつ人って、一定数いるんだろうな。

その人の外見や年齢に関係なく、異性なら手を出してしまう病。

団体の代表者は、そういう人だ。

 

入会してまもない頃、印刷物をいろいろ作らなくてならない役目だったため、

代表者から「打ち合わせ」とカフェに呼び出された。

 

打ち合わせをするようで、自分のメッセンジャーを見せ、

他人とのやりとりを私に見せるのだ。

(チャットのやりとりを他人に見せる人を信用しないのはこの経験から)

 

そこでほのかに違和感を感じたが、そのときは想像もしなかった。

対面に座っていたが、いつのまにか真横に座り、

距離を詰めてきていた。そして突然、私の耳を撫でたのである。

 

「何かついていましたか?」

 

と慌ててかわしたが、驚いた。

 

その後、私のことをニックネームで呼ぶようになり、

スーツを着る機会があると

 

「普段とは違うから、ドキっとしちゃった」

 

と言われることもあった。

 

当時は活動のあと、突発で夕食兼ミーティングが頻繁に行われていて、

場所が居酒屋になることも多かった。

私は車なので飲まなかった。代表者は車だったが、躊躇せず飲んでいた。

一晩コインパーキングに置き、翌日取りにいくそうだ。

 

ミーティングが終わったあと、当然のように

「送って」と、私に自宅まで送らせた。

自宅の近くまで来ると「ちょっと話したい」と、

近隣の公園のベンチに座り込み、話を聞くことが2度ほどあった。

 

さすがに2度目はおかしい。

 

それにこいつは既婚者のはずだ。

活動の話とはいえ、深夜の公園で二人で話すのはなぜか。

私は二十歳そこそこの若い女ではない。距離を置くことにした。

活動後のミーティングも、申し訳なかったが、参加しないことにした。

「飲もうよ」というメッセージも来たが、応じなかった。

 

それから2年近く経ち、女性問題の噂を耳にしたとき、

もし一線を越えていたら、私も「同じ穴の狢」だったとゾッとした。

 

しかし、ほかの2人はなぜ引っかかってしまったのだろうか。

寂しかったのだろうか。私よりもいくらか年上なのに。

ここはあえてストレートに言うが、

 

 

 

バカだな。