就職の思い出

この時期になると、就職した日のことを思い出してしまう。

 

就職情報誌の募集「編集部を立ち上げます」に応募して、

11年勤務した。いろんなことがあった。

 

初日、郵便局へ「お使い」に行き、

社長の郵便物を失くした。

 

「ペンの凶器」を目の当たりにした。

人をいとも簡単に傷つけてしまう。

 

「その場で雑誌を破り捨てました」

 

葉書に殴り書いてあった。

対談内容に対して憤ったそうだ。

取材協力をしてくれた人にも迷惑をかけた。

 

物書きの先輩はいなかったが、

さまざまなことを学んだと思う。